健康・ライフスタイル

健康的なライフスタイルを送るためのヒントを、
医師、栄養士など専門家がアドバイス。

毎日の健康的な食生活は、主食から見直して!

今回は、日本人の食生活のイニシアチブを握る“主食”を見直すことでできる、健康的な食生活についてご紹介します。

目次✍

■健康的な食生活のために気をつけるべきこと
■白米と「発芽玄米」の違い
■白米の約5倍の食物繊維!お通じの悩みにもおすすめ
■【まとめ】「茶色」の炭水化物をぜひ毎日の食卓に!

健康的な食生活のために気をつけるべきこと

健康的な食生活のために気を付けるべきことについて、岡部クリニック院長の岡部 正先生にお話しを伺いました。


岡部クリニック院長。医学博士。生活習慣病や糖尿病に関する書籍多数。テレビを初めさまざまなメディアで活躍。日本病態栄養学会評議員、日本糖尿病学会認定専門医・指導医、日本肥満学会会員。

岡部 正(おかべ ただし)

生活習慣病を減らすために厚労省がメタボ検診を推進しているが、生活習慣病患者は減少していない。内臓脂肪が多く、更に高血圧・高血糖・脂質異常の3つのうち2つが満たされたものがメタボリックシンドロームであり、これらの要素が重なると動脈硬化のリスクが非常に高くなる。ところが、「メタボは単なる肥満」としか認識されていない場合が多い。また生活習慣病は、特に自覚症状がなく、健診を受けても生活習慣の改善に繋がらない原因と考えられる。

生活習慣病を予防するには、毎日継続して行う、運動と食事の改善が最も有効だ。特に食事は毎日摂取するものを見直すことで、少しでも健康状態を改善し将来のリスクを減らすことができる。日本人が毎日摂取する白米もその一つ。

例えば、白米は糖質が高く、食物繊維が少ない。比較して「発芽玄米」のGI値は低GIの分類に入り、穀物の中でも最も低いレベルだ。
ほかにも「発芽玄米」と白米を比較すると、ビタミン・GABA・イノシトール・γ-オリザノールなどの栄養価を多く含んでおり、白米を「発芽玄米」に切り替えることでコレステロール値や血糖値、血圧の低下作用が期待できる。

さらに最近では、脂っこいものが欲しくて仕方なくなってしまう脳の機能異常(脂中毒)を正常に整え、食べ過ぎを抑制する成分として、玄米・「発芽玄米」に含まれるγ-オリザノールが注目されている。このように主食を少し変えてみるだけでも、生活習慣病の予防につなげることができる。


白米と「発芽玄米」の違い

食事をすると誰でも血糖値が上がります。白米やパン、麺類などの炭水化物が消化されてブドウ糖となり、腸から吸収されて血液に入るためです。この血糖値の上がり方について白米と比べて茶色い炭水化物である「発芽玄米」は上昇しにくいという研究結果があります。

白米の約5倍の食物繊維!お通じの悩みにもおすすめ

「発芽玄米」は食物繊維を白米の約5倍も含んでいます。食物繊維は腸の運動を盛んにして食べ物のかすを体外に排出させる働きがあります。そのため、お通じに良い影響が期待できます。さらに、食事制限をするとイライラしやすくなったり、脂っぽいものが食べたくなったりすることもありますが、GABA(ギャバ)やγ-オリザノールといった栄養が豊富に含まれる発芽玄米は、ダイエット中もおすすめの食材と言えます。

【まとめ】「茶色」の炭水化物をぜひ毎日の食卓に!

書籍『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事(東洋経済新報社)津川 友介(著)』がベストセラーとなっています。

その中でも取り上げられている「茶色」の炭水化物を、ぜひ毎日の食事に摂りいれてみてください。

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fancl style編集部

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