サプリメント成分事典

ファンケルのサプリメントに含まれる
成分を解説します。

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か行

牡蛎(かき)肉エキス

肝臓は、解毒、栄養の代謝、胆汁の分泌という、健康にとって肝心要(かんじんかなめ)ともいえる重要な働きを担う臓器です。

肝臓は再生力の強い臓器ですが、お酒を飲むとアルコールを分解するために負担がかかります。飲みすぎないことが大切ですが、肝臓を助ける成分を上手に活用することも大切です。

「海のミルク」といわれる牡蛎には、タウリンやグリコーゲンなど肝臓の働きをサポートする成分が豊富に含まれています。

タウリンは、肝細胞の再生を促し、肝機能を維持します。また、グリコーゲンは貯蔵エネルギーとして蓄えられ、多くのエネルギーを必要とする肝臓に効率良く速やかにエネルギーを補給します。

活性大豆サポニンB型

人の体は、大部分が水でできていますが、次いで多いのがたんぱく質です。たんぱく質はギリシャ語の“いちばん大切なもの”が語源といわれ、体をつくる重要な栄養素です。

体のたんぱく質は新陳代謝が繰り返されていますが、加齢やストレスなどによって老化した古いたんぱく質が蓄積すると、体の老化を招きます。

大豆に約0.1%しか含まれない希少成分、活性大豆サポニンB型は、老化たんぱく質を効率良く分解・除去することをサポートし、体の老化スピードを緩やかにすると考えられています。

また、赤血球の柔軟性を維持して細い血管内でもスムーズに通過させることで、血流低下を抑制する働きが期待できます。

カルシウム

体内にもっとも多く存在するミネラルで、そのほとんどは骨や歯に存在し、体を支えています。カルシウムは、健康な骨や歯をつくるミネラルとして知られますが、ほかにも、筋肉の収縮、神経伝達、血液凝固などで重要な役割を果たしています。

骨は、カルシウムの貯蔵庫としても重要ですが、骨の量は20歳頃をピークに少しずつ減少していきます。吸収の悪いカルシウムを効率良く吸収し、骨を丈夫にするためには、マグネシウムやリンといったほかのミネラルや、ビタミンK、ビタミンD、イソフラボンなどの栄養成分とバランス良く摂ることが必要です。

厚生労働省の調査結果でも、カルシウムの不足が常に指摘されています。健康で丈夫な体づくりのためにしっかり補いましょう。

ガルシニア

人の体を動かすエネルギーは、日々の食事から得ています。しかし、そのエネルギーを使いきれずに余らせてしまうと、中性脂肪に変換され、体脂肪として体に蓄えられて肥満を招きます。

ガルシニアの有効成分HCA(ヒドロキシクエン酸)が、余ったエネルギーを中性脂肪に変える働きを阻害することで、体脂肪の蓄積を抑えます。

ガルシニアは東南アジアを中心に自生するハーブで、インドでは香辛料として料理に使われたり、消化を助け食欲を抑える民間薬としても重宝されています。

カロテノイド

人が呼吸によって取り込む酸素のうち、約2%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は本来、ウイルスなどから体を守る、酵素反応を促すなど、大切な役割を担っていますが、ストレスや紫外線、タバコなどによって大量に発生してしまうと、体内の細胞が酸化して傷つき、老化や病気を引き起こす原因となります。
カロテノイドには非常に高い抗酸化作用があり、活性酸素を消去して細胞を酸化ダメージから守ることで、老化や病気の予防に役立ちます。
カロテノイドにはさまざまな種類がありますが、複数を併せて摂ることで高い効果が期待できます。

α‐カロテン
β‐カロテンを上回る抗酸化力があり、体本来の力を底上げする効果が高く、健康維持・増進、免疫力向上など、健康づくりに役立ちます。
β‐カロテン
自然界でもっとも多く存在するカロテノイドです。人の体内で必要に応じてビタミンAに変換され、目や粘膜を正常に保つほか、免疫力向上、老化や病気の予防に役立ちます。
リコピン
HDL(善玉)コレステロールを増やす働きが期待できます。
ゼアキサンチン
人では網膜の黄斑部(おうはんぶ)に存在し、紫外線を吸収して活性酸素のダメージを抑え、加齢黄斑変性や白内障の予防に役立ちます。
β‐クリプトキサンチン
免疫力を高める、美しい肌をつくるほか、骨形成を促して骨密度を高めることで骨粗しょう症の予防にも役立ちます。
還元型ケルセチン(ジヒドロケルセチン)

食事などから摂った糖は、インスリンによって細胞に取り込まれ、体を動かすエネルギーとして適切に使われます。しかし、生活習慣の乱れなどによって体内で炎症が起こると、インスリンの働きが弱まり、血糖値が下がりにくくなるインスリン抵抗性が起こります。

還元型ケルセチンはロシアのカラマツから抽出された成分で、インスリン抵抗性を改善し、糖尿病などの病気予防に役立ちます。また、高い抗酸化作用によりLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐことで、血管内のコレステロール沈着を抑え、血管をしなやかにし、血液をサラサラに保ちます。

γ(ガンマ)-アミノ酪酸(GABA-ギャバ)

人が生きていくために欠かせない呼吸や心臓の働きは、自律神経によって調整されています。

自律神経には、活動や緊張などをつかさどる交感神経と、休息やリラックスをつかさどる副交感神経があり、無意識にお互いのバランスを取っています。しかし、不規則な生活やストレスによってバランスが崩れ、交感神経が活発になると、イライラや不安感、不眠、血圧の上昇などを引き起こします。

GABAは人の脳や脊髄に多く存在し、副交感神経を活発にして神経の興奮を抑えることで、ストレスの緩和や眠りの質の改善、高めの血圧を下げるほか、脳への酸素供給量を増やし代謝を高めることで認知症予防も期待できます。

しかし、加齢とともに体内合成量が減少するため、食品などから積極的に補いたい成分です。

キダチアロエ

約4000年前の医学・薬学の古文書に、すでに苦味健胃薬として用いられていたと記されるほど歴史のあるハーブです。日本でも江戸時代に漢方として使用していた記録があり、現在では食品としても幅広く利用されています。

キダチアロエに含まれる苦味成分アロインは、大腸内の水分量を増やして便をやわらかくするとともに、大腸粘膜を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を促し、排泄しやすくすることで便秘を改善します。

頑固な便秘でおなかが張ってつらいときに利用したい成分です。

キトサン

エビやカニの甲羅に含まれる食物繊維の一種です。胃酸で溶けてコレステロールや脂質などと混ざり、腸で水分を含んでゲル状になり、体外へ排出されます。また、塩素と結びついて排出されることで血圧の上昇を抑えるため、コレステロールや脂質、塩分などを気にする方の健康づくりに役立ちます。

ほかにも、でんぷんや糖、脂質を分解する酵素の働きを阻害することで吸収を妨げ、ダイエットにも役立ちます。

人の体になじみやすい性質から、手術用の糸や人工皮膚などの医療品などにも利用されています。

ギムネマ酸

ギムネマ酸は、ヒンディー語で“砂糖を壊すもの”という意味をもつインド原産のハーブ、ギムネマシルベスタの有効成分です。 人が食事から摂った栄養は、小腸で吸収されていますが、食べすぎによって余分な栄養が多く取り込まれると、肥満を招いてしまいます。

小腸には糖質と脂質を吸収する働きがあります。ギムネマ酸がその働きを抑えることで、余分な糖質と脂質の吸収を妨げるため、糖分や脂肪分が多い食事が好きな方のダイエットにおすすめの成分です。

また、ギムネマ酸と桑の葉由来イミノシュガーを併せて摂ることで、食後の血糖値上昇を抑えるほか、肥満や糖尿病を予防する働きも期待できます。

クルクミン

ウコンの機能成分クルクミンは、古くから薬用として使われ、日本でも胃腸や肝臓の薬、二日酔い予防として用いられてきました。

アルコールが肝臓で分解しきれずにアセトアルデヒドという毒性のある成分が残ると、悪酔いや二日酔いの原因となります。クルクミンは、このアセトアルデヒドを分解する酵素の働きを高め、アルコールの無毒化を助けます。

また、胆汁分泌の促進によるコレステロール低下作用も期待できます。ほかにも、高い抗酸化作用により活性酸素のダメージから肝臓を守るほか、胃粘膜保護、免疫力向上、美容などにも役立ちます。

グルコサミン

膝の関節軟骨は衝撃を防ぐクッションの働きがあり、階段の上り下りや歩行時のなめらかな動きを生み出しています。しかし、過度の負担や加齢によって軟骨が減ると、痛みやこわばりを引き起こす原因となります。

グルコサミンは、軟骨の材料となってすり減りを抑えるだけでなく、炎症を抑える働きもあるため、関節痛の予防や改善に役立ちます。また、ヒアルロン酸の原料となり、関節をなめらかに動かすためにも必要な成分です。

グルコサミンを摂取すると、体内でN‐アセチルグルコサミンに変換されてから使われます。N‐アセチルグルコサミンは、もともと体内に存在している成分のため利用されやすく、グルコサミンよりも吸収率が高いため、少量でも働きが期待できます。

クレアチン

腰痛は、悪い姿勢や動作を続けたり、筋力の低下により姿勢が保てないことで背骨が歪み、腰回りの筋肉がこわばることで起こると考えられています。

クレアチンは、筋肉に必要なエネルギーを生み出して筋力を高め、筋肉を増やすことで腰痛緩和に役立ちます。さらに近年では、加齢に伴う筋肉の衰えを改善させるため、高齢者の筋力維持やリハビリテーションにも活用されています。

クロム

体内に存在する量は必須ミネラルの中でも極めて少ないものの、糖質や脂質の代謝にかかわる重要な栄養素です。血糖値を下げるインスリンの働きを助け、糖質の代謝を維持することが期待されています。インスリンをしっかり働かせるためには、亜鉛も併せて摂ることがおすすめです。

また、脂肪の代謝を活発にし、血中のコレステロールや中性脂肪を正常に維持することで、動脈硬化や高血圧の予防も期待できます。

クロレラ

淡水に生息する緑藻(りょくそう)で、良質のたんぱく質のほか、各種ビタミンやミネラルなど豊富な栄養を含んでおり、不足しがちな栄養を総合的に補うことができます。

普通の細胞は2つに分裂しながら成長しますが、クロレラは4分割しながら成長します。この驚異的な生命力と繁殖力は、クロレラにしか含まれていない特有成分CGF(クロレラ成長因子)によるものです。

CGFは細胞の成長を促して新陳代謝を活発にするため、免疫機能の向上や生活習慣病の予防などにも役立ちます。

桑の葉由来イミノシュガー

食事から摂った糖は、エネルギーとして使われずに余ると脂肪として蓄えられて肥満を招きます。

桑の葉に含まれるファゴミンなどのイミノシュガーは、糖質を分解する消化酵素の働きを阻害して糖質の吸収を抑えるため、甘いものや炭水化物が好きな方のダイエットに役立ちます。

食後血糖値を抑える働きも確認されており、鳩龍(きゅうろん)緑茶と一緒に摂ることでその働きがさらに高まることが分かりました。

コエンザイムQ10

人の体を動かすエネルギーをつくり出すときに不可欠な成分で、疲れが気になる方や運動をする方は積極的に摂ることがおすすめです。また、高い抗酸化作用により活性酸素のダメージから体を守ることで、ストレス対策や老化予防にも役立ちます。
もともと体内で合成されていますが、その量は20歳頃をピークに減少するため、老化に深く関係があると考えられています。
体内では還元型に変換されてから使われるため、この変換能力が低下する中高年の方や、激しい運動をする方は、効率良くエネルギーをつくり出すために還元型コエンザイムQ 10を摂ることで、より高い働きが期待できます。

コラーゲン

肌のハリや弾力を保ち、美しい肌をつくるために欠かせない成分です。もともと体内に存在していますが、40歳頃を境に加齢とともに減少し、シワやたるみの原因となります。
一般的な食品に含まれるコラーゲンは、分子量が大きいため吸収されにくいですが、一般的なコラーゲンの1000分の1サイズのトリペプチド型コラーゲンは吸収率が高く、肌に必要なコラーゲンの合成を促進すると考えられています。
また、コラーゲンは細胞同士の結びつきを強くして体の組織構造を丈夫にすることから、丈夫な骨、なめらかに動く関節、しなやかな血管などをつくり、健康な体を支えます。