サプリメント成分事典

ファンケルのサプリメントに含まれる
成分を解説します。

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バレリアン

有効成分は吉草酸(きっそうさん)といわれ、脳内の神経伝達物質GABA(ギャバ)の代謝にかかわり、不安や緊張を抑えると考えられています。リラックスに導くことで、寝つきが悪い、ぐっすり眠れないといった睡眠の質を改善する働きも期待されています。

バレリアンは、ギリシャ時代から神経のたかぶりを抑えるハーブとして利用されてきました。現在では、世界各国でストレス緩和や睡眠に役立つハーブとして利用されています。

PSG

全身に張りめぐらされている血管は、すみずみまで血液を届け酸素や栄養を運んでいます。

しかし、加齢や不規則な生活習慣などによってLDL(悪玉)コレステロールが増えると、血液はドロドロになり血管の内側に溜まってしまいます。このような状態が続くと血管が硬くなり、詰まりやすく病気を引き起こす原因となるため、しなやかで弾力がある状態を維持することが大切です。

一般に、疾病予防のためにはLDLコレステロールを減らすようにいわれますが、実は、溜まったコレステロールを取り除く働きがあるHDL(善玉)コレステロールを増やすことが重要です。

PSGは、10年以上にわたる発芽玄米の研究により発見された機能成分です。血液中のLDLコレステロールを減らすだけでなく、HDLコレステロールを増やすことが報告されています。

ビール酵母

ビールを造るときに使われる酵母です。アルコール発酵の過程で麦汁の栄養をたっぷり吸収し、栄養豊富な状態になります。

そのため、ビール酵母には良質なたんぱく質をはじめ、食物繊維、ビタミンB群、各種ミネラル、核酸など、さまざまな栄養素がバランス良く含まれており、総合的な栄養補助食品として利用されています。

外食が多い、ダイエット中などの理由で食事のバランスが乱れがちな方の栄養補給に役立ちます。また、腸内の善玉菌を増やし、弱った胃腸を活発にすることで消化不良や食欲不振の改善にも役立ちます。

ヒアルロン酸

1gで6リットルもの水分を蓄えることができるヒアルロン酸は、多くが肌に存在しており、うるおいやハリのある美しい肌の基盤を整えています。

しかし、肌にあるヒアルロン酸の量は30代以降から少なくなり、40代以降では急速に減少して肌の弾力が低下するため、シワなどの悩みが増えてきます。加齢とともに体内での合成量は減少するため、積極的に補いたい成分です。

ヒアルロン酸はほかに、関節では衝撃を吸収するクッションやスムーズな曲げ伸ばしに欠かせない潤滑剤として、目では眼球の形を保ち乾燥を防ぐなど、存在する部位によってさまざまな役割を果たしています。

分子量の大きい一般的なヒアルロン酸に比べ、微細化したナノレベルのヒアルロン酸は吸収されやすく、少量でも高い保水力が期待できます。

ビタミンB群

活動するためのエネルギーをつくり出すほか、代謝を助ける、疲労回復、神経の働きを正常に保つなど、さまざまな働きがあります。ビタミンB群はお互いに協力して働くため、どれかひとつだけではなく、一緒に摂ることで効率良く働きます。
ビタミンB群には、次の8種類があります。

ビタミンB 1
糖質の代謝、疲労回復やアルコール代謝にかかわるほか、脳や神経の働きを正常に保ちます。
ビタミンB 2
脂質の代謝にかかわるほか、健康な皮膚や髪などをつくり、成長を促します。口内炎やニキビ、肌荒れにも働きかけます。
ナイアシン
エネルギー産生にかかわるほか、皮膚や粘膜の健康維持、さらには神経の正常な働きを助けます。
ビタミンB 6
たんぱく質の分解と合成にかかわるほか、神経伝達物質の合成を助けます。
ビタミンB 12
赤血球の形成を助けるため、貧血予防に欠かせません。また、神経の働きを正常に保ちます。
葉酸
赤血球の形成を助けるため、貧血予防に欠かせません。また、胎児の正常な発育にも必要です。
パントテン酸・ビオチン
皮膚や粘膜の健康維持を助けます。

なお、イノシトールも広い意味でビタミンB群の仲間とされ、肝臓に脂肪が溜まりにくくする働きが期待されています。

ビタミンC

ストレスや紫外線、喫煙などにより活性酸素が大量に発生すると、細胞やコレステロールをサビ(酸化)させ、老化や病気を引き起こす原因となります。

ビタミンCがもつ強い抗酸化力は、活性酸素のダメージから体を守り、健康や美容に効果を発揮します。

また、コラーゲン合成を促し肌のハリや弾力を維持する、黒色メラニンを薄くする、骨密度を高める、ウイルスやストレスに対する抵抗力を高めるなど、さまざまな働きが期待できます。

ストレスや喫煙などでビタミンCが大量に消費されるため、より積極的にビタミンCを摂ることがおすすめです。

ビタミンD

カルシウムの吸収に欠かせないビタミンです。ビタミンDが不足していると、カルシウム摂取量が十分でもしっかり吸収できません。その結果、骨からカルシウムを溶かし出して不足を補おうとするため、骨粗しょう症を引き起こしてしまいます。

最近の研究では、ビタミンDが転倒予防やインフルエンザ予防、2型糖尿病のリスク低減、脳の健康などにも役立つことが分かり、1日25 μg(1000IU)摂取する必要があると報告されています。

ビタミンDの合成力が低下する高齢者にとって、積極的に補いたい栄養素です。

ビタミンE

非常に高い抗酸化作用が特長です。ビタミンEは脂になじみやすく、細胞膜やコレステロールなど脂質の酸化を防いで老化や病気を予防する働きが期待されています。

また、末梢の血管を広げて血流を良くすることで冷え性や肩こり対策に、性ホルモンのバランスを整えることで更年期症状の緩和などが期待できます。

ビタミンEは大きく分けてトコフェロールとトコトリエノールに分類され、人の体内にはα‐トコフェロールがもっとも多く存在しています。さまざまなビタミンEをバランス良く摂ることで、体内のビタミンEバランスを整えることができます。

ビタミンK

骨は、コラーゲンにカルシウムなどのミネラルが沈着してできています。

ビタミンKにはコラーゲンとカルシウムを結びつける働きがあり、骨からカルシウムが流出するのを防いでいます。また、カルシウムの吸収を助けて骨密度を高めることで、健康で丈夫な骨をつくります。

ほかにも、怪我などで出血したときに、血液を固まらせて止血する物質をつくり出すときにも欠かせません。

ビタミンP

植物に含まれる成分の一種で、代表的なものに柑橘類の皮やすじに多く含まれるヘスペリジンがあります。

高い抗酸化作用があり、活性酸素のダメージから細胞を守ることで老化防止に役立ちます。

自然界ではビタミンCと一緒に存在することが多く、ビタミンCの吸収を促進するほか、酸化されやすいビタミンCを安定に保つことでその働きを助けます。

さらに、毛細血管を丈夫にして血流を改善するほか、血圧やコレステロールの改善、アレルギーの抑制、骨密度の維持など、さまざまな働きが期待されています。

ビフィズス菌

人が生まれたときから腸内に存在する菌で、腸内環境を正常に保つ善玉菌の中でもっとも多い割合を占めています。

ビフィズス菌は、発酵によって腸内を酸性に保つことで、ほかの善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑えるほか、便通の改善、免疫力の向上、花粉症などのアレルギー症状の改善も期待されます。

ビフィズス菌が少ない腸内では悪玉菌が増えてしまい、便秘や下痢、肌荒れのほか、さまざまな病気を引き起こすこともあります。ビフィズス菌を含む食品をとるだけでなく、ビフィズス菌の栄養源となる食物繊維も積極的に摂るよう心がけましょう。

ピペリン

東南アジアに分布するコショウ科の植物、ヒハツに含まれる辛味成分です。交感神経を活発にして体熱産生を促すといわれ、インドや中国では体の冷え対策として用いられてきました。

血管を拡張させて血行を促すことから、腰の痛みなどの不快感を予防・緩和し、悪化を防ぐ働きが期待されています。

フェルラ酸

人がものを覚えるためには、脳の神経細胞が正確に情報伝達を行う必要があります。しかし、加齢や遺伝、ストレスなどの影響により、アミロイドβやリン酸化タウタンパク質などの異常たんぱく質が脳に蓄積すると、脳の神経細胞がダメージを受けて減少してしまい、もの忘れや記憶力の低下などを起こすと考えられています。

フェルラ酸は、脳に蓄積したアミロイドβを除去し、記憶をつかさどる海馬の神経細胞を新たにつくり出すことで、もの忘れの予防や記憶力の向上に役立ちます。

最近の研究で、フェルラ酸がリン酸化タウタンパク質の蓄積を抑えることが報告され、さらなる機能が期待されています。

ブラックジンジャー

人の体内では、起きて活動しているときだけでなく、寝ている間や食事をしたときでも常にエネルギー代謝が行われています。しかし、加齢とともに代謝が低下すると、エネルギー消費量も減ってしまうため、食べる量を抑えても体重が増えてしまうことがあります。

健康的なダイエットのためには、食べる量を減らすだけではなく、代謝を高めてエネルギー消費量を増やすことが大切です。

ブラックジンジャーは、タイ王国で伝統的に食されてきたハーブです。脂肪の分解を促してエネルギー産生を助け、代謝を高めることでダイエットに役立つといわれる注目素材です。

プロテオグリカン

骨と骨の間をつなぐ軟骨は、関節をなめらかに動かす役割があるほか、歩行や階段の上り下りで受ける衝撃を吸収して骨を守っています。そのために、関節軟骨は水分をしっかり保ったクッション性が必要です。

プロテオグリカンは、Ⅱ型コラーゲンやヒアルロン酸などとともに軟骨を構成する成分で、優れた保水力があり、軟骨をみずみずしく健康に保つことで、クッションとしての重要な役割を果たしています。さらに、炎症を抑える働きも併せもっており、軟骨組織の分解を抑制することで関節の働きを守ります。

プロテオグリカンはサケの鼻軟骨に多く含まれる成分で、コンドロイチンよりも少量で働きが期待できる成分です。

プロポリス

ミツバチがさまざまな植物から集めた樹脂に、ミツロウなどが混ざることでつくられる物質です。優れた抗菌作用があり、巣のすき間に塗ることで外敵から巣を守っています。古くからやけどや切り傷の治療薬として用いられていました。

天然の抗生物質ともいわれるプロポリスは、抗酸化作用や抗菌作用があるほか、風邪やインフルエンザの予防も期待され、研究がすすめられています。

プロポリスは、原産地の樹木やミツバチの種類によって異なりますが、優れた抗酸化作用や抗菌作用をもつブラジル産が世界的に高く評価されています。

紅麹

コレステロールは、全身の細胞膜やさまざまなホルモン、胆汁酸などの材料となる重要な成分です。しかし、増えすぎると脂質異常症や動脈硬化などを引き起こす原因となります。

体内のコレステロールは、約8割が肝臓で合成され、約2割は食事由来といわれています。そのため、普段の食事内容を見直すことが大切です。

紅麹は、古くから発酵食品に用いられてきた麹菌の一種です。紅麹に含まれる天然スタチンが、肝臓でコレステロールを合成する酵素の働きを阻害することで、LDL(悪玉)コレステロールを減らします。

ホエイプロテイン

ホエイとは、チーズやヨーグルトをつくるときにできる透明な上澄み液(乳清)のことで、ここに含まれるたんぱく質をホエイプロテインといいます。

消化・吸収が良いうえ、必須アミノ酸をすべて含む良質なたんぱく質です。筋肉をつくる分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸(BCAA)が豊富に含まれるため、筋肉づくりや筋肉の維持に役立ちます。運動後や睡眠中に筋肉の合成が促進されるため、特に筋肉を鍛える運動をした後や睡眠前に摂ることで、効率良く筋肉づくりをサポートできます。

また、効率良く筋肉づくりができるだけでなく、加齢による筋肉量や筋力の衰えにも働きかけるため、ロコモティブシンドローム対策も期待できます。

ホスファチジルコリン

人の脳では、常に大量の情報をやり取りしています。そのために欠かせないのがアセチルコリンという神経伝達物質で、正確な情報伝達を担っています。しかし、加齢とともにアセチルコリンの分泌量が減ってしまうことで、もの忘れや記憶力の低下を引き起こすといわれています。

脳内でアセチルコリンを合成するためには、材料となるホスファチジルコリンを積極的に補うことが大切です。神経細胞への情報伝達を活発にし、もの覚えや記憶力の回復などが期待できます。

ホスファチジルセリン

人の体をつくる約60兆個の細胞の膜を構成する重要な成分のひとつです。脳の神経細胞に特に多く存在するため「脳の栄養素」ともよばれます。脳の血管を柔軟にして血流を促し、脳に必要な酸素と栄養を十分にいきわたらせます。

また、神経伝達物質の分泌を促すことで情報伝達を活発にし、記憶力の改善、集中力の向上、ストレスの緩和にも役立ちます。

細胞膜中のホスファチジルセリンは、常に代謝され入れ替わっているため、毎日しっかり補うことが大切です。

ホップ

ビールの苦味や香りづけに用いられることで知られますが、健康に役立つハーブとしても古くから活用されてきました。

近年の研究では、ホップに含まれる香気成分が自律神経に働きかけることが分かってきました。

精神的ストレスなどによる緊張や不安に対して穏やかに働きかけることで、神経をリラックスさせるほか、全身の筋肉の緊張をほぐす働きもあるといわれています。寝つきや眠りなど睡眠の質の改善が期待され、バレリアンと組み合わせて摂ると良いといわれています。

ポリコサノール

アルコールは体にとって毒性がありますが、酵素の働きにより肝臓で分解され、無毒化されます。しかし、分解が十分にできないと、毒性の強いアセトアルデヒドが体内に残り、悪酔いや二日酔いを起こす原因となります。

日本人は、アセトアルデヒドを分解する力が弱い人が多いといわれています。お酒を楽しむには、アセトアルデヒドを残さないことが大切です。

ポリコサノールは米糠に多く含まれる成分で、アセトアルデヒドの上昇を抑える働きにより、悪酔いや二日酔いの予防に役立ちます。また、肝機能改善作用のほか脂質代謝改善作用があり、LDL(悪玉)コレステロールの上昇を抑える働きもあります。