健康・ライフスタイル

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病気予防に役立つ点滴療法

予防医療でかなえる充実した人生
病気にならない体づくり

病気の予防効果がある点滴療法

点滴には、病気の治療や回復のために行うものと、「点滴療法」といって、抗酸化力や免疫力を高めることで病気を予防することを目的にしたものとがあります。病気の予防を目的としたものの中で、代表的な点滴療法をご紹介します。

1.血液クレンジング

人は酸素を体内に取り込んでエネルギーを発生させますが、同時に活性酸素もつくられます。活性酸素が必要以上に体内に増えると、健康な細胞が酸化されてさまざまな老化現象や、動脈硬化、がんなどの原因となります。その予防に役立つのが血液クレンジングです。

血液クレンジングでは、採血した血液を医療用オゾン(酸素のかたまりのようなもの)と反応させ、それを点滴で体内に戻します。すると、体内にごくわずかな活性酸素(1日の発生量の0.5%以下)が発生し、適度な酸化ストレスがかかることによって人が本来もっている抗酸化力が高まります。また、点滴後は体の血流が良くなり、こりや疲れ、冷えにも効果的です

キレーション点滴

「キレーション」とはギリシャ語のキレ(カニのはさみという意味)が語源で、カニがはさみで有害重金属を挟み込むイメージからつくられた言葉です。

キレーション点滴には2種類あり、1つは鉛・水銀・ヒ素・カドミウムなどの有害重金属を排出するものです。人の体には口にする食べ物や大気などから、無意識のうちに有害な重金属が蓄積され、頭痛、疲労感、皮膚炎、不妊などの原因や、胎児へも悪影響を及ぼすといわれています。排出することで症状の改善に効果があります。

もう1つは血管壁についたプラークなどを取り除き、血管内をきれいにし、動脈硬化を予防するものです。特に糖尿病の方に有効で論文も発表され、関心が高まっています。

抗酸化高濃度ビタミンC点滴

ビタミンCは強い抗酸化作用があり、免疫力を高めたり、皮膚の線維芽細胞の働きを助け、コラーゲンやヒアルロン酸を生成して、ハリやうるおいを保ちます。

この療法では経口で摂取できる量よりも、はるかに多い15g以上のビタミンCを直接血管に注入することで、血中のビタミンCの濃度が上がり、細胞に適度な酸化ストレスがかかることで抗酸化力が高まります。また、がんに対する補完療法としても注目されています。

サプリメントと組み合わせて相乗効果を

点滴療法は血管に直接注入するため、個人差はあるものの1回でも効果を実感しやすいのが特長です。ただし、本来の効果を得るためには、定期的に治療を継続することが大切です。

さらに、サプリメントと組み合わせると、相乗効果が期待できます。一緒に摂ってはいけない成分もあるため、両方に詳しいクリニックなどで相談しましょう。本格的な健康管理を行いたい方やより積極的に病気を予防したい方は、点滴療法の活用をおすすめします。

内側からきれいにして
病気に勝つ強い体を

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