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首のシワを防いでふっくらデコルテ美人を目指そう! ~皮膚科医に教わるアンチエイジングテクpart.2 ~

デコルテの美しさは、見た目年齢をグンと若く見せます。今回はデコルテライン、特に首元のアンチエイジングテクを、皮膚科の桐生有紀先生に伺いました。

目次✍

デコルテゾーン(首)が見た目年齢を左右する理由
シワ・たるみができてしまったときのケア方法
【セルフケア1】デコルテ全体のアンチエイジング対策
【セルフケア2】デコルテのマッサージ&首のストレッチ
まとめ

▼▼前回ご紹介した「手のアンチエイジングケアテク」はこちらから▼▼

デコルテゾーン(首)が見た目年齢を左右する理由

首はメイクでは隠しづらく、髪の毛のようにアレンジもできません。そのため「首に年齢が出る」というような言葉が生まれたのかもしれません。
首のトラブルは一度できると消えにくいという厄介な側面もあるので、アンチエイジング対策をして適切にケアすることが大切です。

 

シワ・たるみができてしまったときのケア方法

首にシワができてしまったら、まずは保湿をしましょう。
セラミドやヒアルロン酸など保湿効果の高い成分を含む化粧水のほか、老化を予防するビタミンCの入った化粧水がおすすめです。
首~デコルテゾーンに塗布して、しっかり保湿しましょう。
そのほかリンパマッサージなどで、首の筋肉や表情筋などを鍛えることも有効です。

どうしてもシワが気になる場合は、クリニックでケアすることを考えても良いでしょう。クリニックでは、注射やレーザー治療のほか、手術などで治療します。

たるみのケアも、基本的にはシワと同様です。

 

【セルフケア1】デコルテ全体のアンチエイジング対策

デコルテラインを美しく保つには、日頃の対策が重要です。首を含んだデコルテ全体のセルフケア方法をご紹介します。

・保湿(スキンケア)

デコルテをケアする女性

乾燥は大敵です。顔と同じように首のケアも念入りに行いましょう。
化粧水は顔と同じものを使用しても良いのですが、特にビタミンC・ナイアシン(ビタミンB3)入りがおすすめです。保湿するときは、強く擦り込んだり叩いたりせずに、優しく抑えるようにつけましょう。

また、首を洗う際は体と一緒にゴシゴシと洗わず、顔と同じ洗顔料で泡立てて洗いましょう。日焼け止めを首まで塗っている場合は、首も顔の一部と考えて、入念に、かつ優しくクレンジングしましょう。

このほか、ピーリングをする際は顔よりも頻度を抑えて、月に1回程度が良いでしょう。

・紫外線対策

デコルテにクリームを塗る女性

日焼け止めは、顔と同じように季節に関わらずに塗るべきです。首の後ろ(うなじ)は塗り忘れやすいので気を付けましょう。
また首元は汗をかきやすいので、こまめに塗り直す必要があります。
ウォータープルーフの日焼け止めを使用すると良いですが、肌が弱い場合は刺激の強い日焼け止めを避け、首が隠れる服を着たり、UVカットのスカーフやストールを巻いたりするのも良いでしょう。

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・姿勢を正す

姿勢がいい女性

スマートフォンやパソコンの操作時に頭が前に出ていたり、腹筋や背筋を使わず猫背になっていると首にシワが寄ってしまいます。
また同じ体勢を長時間続けていると首にも負担がかかってしまい、シワやたるみにつながります。首にシワやたるみを生じにくい姿勢は、壁に後頭部・背中・お尻・かかとをくっつけたときの状態です。座ったときやスマートフォン操作時もこの姿勢になるように気を付けましょう。

・枕の高さを調節

ベッドにいる女性

首にシワやたるみができにくくする枕は、寝たときに顎を引いた状態にならないものです。低すぎる枕は顎が上がってしまうため、頭に血液が集まったり、口が開いて口呼吸になることで睡眠の質が低下してしまうこともあるので避けましょう。

理想的な枕は、寝ている姿勢が立っている姿勢と同じ状態になるものです。首に負担がかからず、顎の位置が上がったり下がったりせず、肩のラインに沿っている枕が理想です。
枕が合っていない場合は、自分に合った枕に変えるか、バスタオルなどで調節しましょう。

・エイジングケア食品を摂る

いちご

シワやたるみを予防できる食べ物を摂ることも有効です。
ビタミンCを含む食材(キウイ・イチゴ・グレープフルーツ・ブロッコリーなど)、コラーゲンを含む食材(牛スジ・鶏皮・手羽先など)、鉄分を含む食材(レバー・ひじき・小松菜など)、大豆製品、オメガ3脂肪酸を含む食材(マグロ・鮭・鰯など)がおすすめです。

またサプリメントを摂る場合は、プラセンタやアミノ酸、ビタミン、ミネラル、コラーゲンなどが良いでしょう。

【セルフケア2】デコルテのマッサージ&首のストレッチ

・デコルテマッサージ

デコルテを触る女性

リンパの流れを促すマッサージをしましょう。強い力ではなく、クリームを塗って優しくマッサージしましょう。就寝前などにリラックスして行うことをおすすめします。

1.顎から耳までフェイスラインに沿って指を滑らす
2.両方の耳たぶを下に引っ張る
3.耳の下から鎖骨まで首を下になでる
4.鎖骨を指で挟み、中心から外側に揉む
5.鎖骨の外側から脇の下まで指で揉む
6.肘を肩まで上げて大きくゆっくりと回す

・首のストレッチ

デコルテを触る女性

首のシワやたるみを防ぐには、ストレッチをするのも効果的。下記の手順で仕事の合間などに行いましょう。

1.背中を伸ばした姿勢で顎を上げる
2.首に力を入れ下顎を前に突き出す
3.そのまま15秒間首の筋肉を浮き出すようなイメージで、姿勢をキープする

まとめ

首元にシワやたるみができると、セルフケアではなかなか改善できません。日頃からシワなどができないように、保湿や紫外線対策などで予防することが大切です。
また、シワやたるみ以外にも、加齢などによってイボや色素沈着(くすみ)が現れるほか、血管が浮き出ることもあります。
デコルテマッサージやストレッチで老廃物を溜めないようにすると共に、アンチエイジングに効く食品を積極的に摂るように心がけましょう。

◇監修の先生プロフィール

桐生 有紀 先生

桐生 有紀 先生

勝どき駅前皮ふ科クリニック院長、女医+(じょいぷらす)所属

日本形成外科学会専門医

国公立大学医学部卒業、日本医科大学付属病院形成外科・美容外科入局、2016年に美容クリニック院長に就任

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