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いつまでもシワのない美しい”手”を手に入れる方法 ~皮膚科医に教わるアンチエイジングテクpart.1~

年齢が出やすいと言われる「手」。
手は顔と同じくらい紫外線を浴びやすいパーツですが、顔に比べてケアを怠りがち。そこで今回は、美しい手を保つためのアンチエイジングテクニックを皮膚科の土屋佳奈先生に教わりました。

目次✍

老けた手に見えてしまう3つのポイント
【手のシミ・シワの対処法①】保湿ケアをしよう!
【手のシミ・シワ対処法②】紫外線ケアをバッチリしよう!
【手の血管対処法①】ハンドマッサージで血行を促そう!
【手の血管対処法②】食生活・生活習慣を改善しよう!
すぐできる!?手元のアンチエイジングテクニック
まとめ

老けた手に見えてしまう3つのポイント

手の皮膚は元々薄いうえに、外部からの刺激に始終さらされているため、ダメージを受けやすいパーツです。しかもターンオーバー期間が長いため、下記のような老けて見える悩みが現れやすいパーツです。

①シミ

シミの原因は、主に紫外線です。
手に数ミリから数センチ程度の茶色い色素斑ができることがあり、これらは「老人性色素斑」と言われています。
ただし、一見シミのように見えても、シミではないものもあるので注意が必要です。
例えば皮膚からやや隆起しているシミは、「老人性疣贅」という、加齢に伴ってできるイボの一種。
またごくまれに、皮膚がんやその前兆であることもあるので、心配であれば皮膚科を受診しましょう。

②シワ

手に現れるシワには、表皮にできる浅い小ジワと、表皮の下の真皮に刻まれる深いシワがあります。
小ジワは、主に水分が奪われた乾燥が原因でできます。
深いシワは、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少したり変性したりして、弾力が失われることでできます。

③浮き出た血管

加齢に伴って、手の血管が浮き出てくることがあります。これは皮下組織が痩せてボリュームが減ってくることがひとつの原因です。ほかにも血管が硬くなって弾力が失われ、拡張して太くなることで、皮膚に浮き出てくるようになります。

人目につきやすい手にシミやシワなどのトラブルがあれば、残念なことに年齢よりも上に見えてしまうことがあります。普段から念入りに手のケアを行いましょう。
以下では、実際にシミ・シワ・血管トラブルが出てしまった際に対処法をご紹介します。

【手のシミ・シワの対処法①】保湿ケアをしよう!

■保湿クリーム(ハンドクリーム)の塗り方・塗るタイミング

保湿クリーム(ハンドクリーム)は常に持ち歩き、手を洗った後はこまめに塗ることを習慣にしましょう。手を洗った後は、きっちりと水分をふき取ってください。この際、ゴシゴシ擦らずに優しく押さえるようにするのがポイントです。
そして保湿クリーム(ハンドクリーム)は、手全体にたっぷりと優しくなじませるように塗りましょう。

■保湿クリーム(ハンドクリーム)の選び方

肌内部に潤いを保つ効果の高いセラミド入りや、血行を促進するビタミンEが配合されているものがおすすめです。
日中は、家事の妨げにならないさらっと伸びの良いミルクタイプやジェルタイプが塗りやすいでしょう。
保湿効果を重視するのであれば、油分を多く含むこってりしたクリームタイプがおすすめです。
また、就寝前には全体にクリームをなじませた後、手袋をはめて寝ると保湿効果が持続します。
水分の蒸発を防ぐワセリンなどを重ねて塗るのも、長時間潤いを保てて良いでしょう。
さらに通気性が良く、蒸れにくい薄手の綿やシルクの手袋を選ぶのもおすすめ!

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■保湿クリーム(ハンドクリーム)の塗り方

手にシミ・シワができてしまったときは、乾燥を防ぐために保湿クリーム(ハンドクリーム)をこまめに塗ることが大切です。人さし指の第一関節までクリームを出し、手の甲から指先・爪のまわりになじませます。
指の間も忘れないようにしっかり塗りましょう。
冬場などクリームが固くなっている場合には、手のひらで少し温めると伸びが良く、塗りやすくなります。

ハンドクリーム

 

【手のシミ・シワ対処法②】紫外線ケアをバッチリしよう!

■外出時のケア

外出時には、一年を通してしっかりと日焼け止めを塗る必要があります。その他、UVカット効果のある手袋や、日傘もうまく活用しましょう。

■屋内でのケア

屋内で過ごす場合にも油断は禁物です。紫外線の種類によっては窓ガラスを透過するため、適宜日焼け止めを使用する必要があります。また、ベランダに洗濯物を干すなどのちょっとした家事の時間でも、紫外線対策を怠らないようにする日々の積み重ねが重要です。

■日焼け止めの選び方

日常生活では、SPF30程度の日焼け止めで十分です。
ただし、これらの指標の効果は適切な量を塗ることで発揮されます。適量の半分程度しか塗れていない方も多いため、必要な量がしっかりと塗りやすいクリームタイプや乳液タイプがおすすめです。スプレータイプは手軽ですが、噴霧する際に拡散して十分な量が塗りにくいため、補助的に使用するのが良いでしょう。

■日焼け止めの塗り方

500円玉硬貨大の日焼け止め液を、両手の甲と指先に伸ばしていきます。指の間も忘れないように塗りましょう。
室内で過ごす場合にも、朝、日焼け止めを塗るようにしましょう。
手は、洗ったり外部から刺激を受けたりすることで日焼け止めが落ちやすいため、日中にもう一度塗りなおすことをおすすめします。

【手の血管対処法①】ハンドマッサージで血行を促そう!

手の血行を促すマッサージは、代謝やターンオーバーを正常に戻す効果があります。ハンドクリームなどを塗るときに一緒にマッサージをすると、血行が促進されて一石二鳥です。

・正しいハンドマッサージの方法

まず、クリームやオイルなどで皮膚の滑りをよくしておきます。一本一本の指を、反対の手の親指と人さし指で挟み、指先まで滑らせましょう。そして、爪の根元を左右から押します。次に、手のひら全体を反対の手の親指でほぐしていきましょう。最後に、両手を組んで手首をぐるぐる回すようにします。
ハンドマッサージについてはいろいろなやり方がありますが、自分が心地よいと感じる方法で行いましょう。

【手の血管対処法②】食生活・生活習慣を改善しよう!

・食習慣

ビタミンEには血行を良くする作用があります。
主に、アーモンドなどのナッツ類や、カボチャ・ほうれん草・アボカドなどの野菜、キウイフルーツ・レモンなどの果物に含まれています。
また、うなぎやタラコなどの魚介類にも多く含まれているので、積極的に摂取するようにしましょう。

・生活習慣

規則正しい生活と健康的な食事に加えて、定期的に運動をすると良いでしょう。全身運動や筋力強化のほかに、意識して手を動かしたり、腕を回したりするのも効果的ですし、簡単にグーパーグーパーとするだけも血行が良くなります。

すぐできる!?手元のアンチエイジングテクニック

・肌をきれいに見せるネイル

手元をきれいに見せるのは、肌なじみの良いピンクやベージュなどのネイルカラーです。アートをする場合には、縦のラインを強調すると指が細く長く見えるのでおすすめです。

・ピーリングをする

ピーリングをすると、肌のターンオーバーが亢進されるため、受けたダメージの回復が早くなります。また、回数を重ねることでシミを薄くしたり、これからできるシミを予防する効果も期待できます。
ただし、やりすぎは厳禁です。

・食器用洗剤を手肌に良いものに変える

食器用洗剤は、合成界面活性剤を含むものが多く、手荒れの原因になります。なるべく、合成界面活性剤を含まないものを選んで使用するか、どうしても使用する場合には薄めて使うか、直接皮膚に触れないようにゴム手袋を着用することをおすすめします。ゴム手袋でかぶれてしまう場合には、先に薄い綿の手袋をつけてからゴム手袋をはめると良いでしょう。

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まとめ

日頃のセルフケアを怠ると、顔よりも年齢が出やすいのが「手」です。
老化を止めることは不可能ですが、毎日のちょっとしたケアによって老化を遅らせ、実年齢よりも若く見せることができます。ご紹介した対象法を実践して、若々しい手を保てるように心がけてくださいね。

Part2は「首のシワを防いでふっくらデコルテ美人を目指そう!」。
近日公開しますので、ぜひ御覧くださいね。

首のシワを防いでふっくらデコルテ美人を目指そう!

◇監修の先生のプロフィール

土屋 佳奈 先生

土屋 佳奈 先生

「つちやファミリークリニック」副院長、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、女医+(じょいぷらす)所属
「東京医科大学」卒業、「東京女子医科大学皮膚科学教室」入局後、「JR東京総合病院」、都内皮膚科、美容皮膚科クリニック勤務を経て、現在「つちやファミリークリニック」副院長。
クリニックでは、主人が内科・小児科を、私が皮膚科診療をしています。
コンセプトは、「Family」「Home」。病気を治すことだけがゴールではなく、癒され、笑顔になる、そんな心の拠り所になれるクリニックを目指し、日々診療しています。

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