予防医療でかなえる充実した人生

乳がんから身を守る

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病気にならない体づくり

日本人女性の14人に1人は乳がんに

今、日本の女性の14人に1人は 乳がんにかかるといわれています。
大切な命にもかかわるため、女性にとっては注意しなければならない病気です。
年齢別に見ると30代から発症する人が増えはじめ、40代前半から60代に患者数がピークになります。20年ほど前と比べると、40歳以上の罹患率は2倍以上も増えています。

乳がんとは、乳腺にできるがんです。発生や増殖には女性ホルモン(エストロゲン)の関与が大きく、分泌量が多いとリスクが高まります。乳がんが増えた原因として、初潮年齢が低年齢化して閉経が高年齢化したことや、高年初産、少子化、さらに食生活の欧米化で動物性たんぱく質や脂肪の多い食事によって肥満が増えたことも影響していると考えられています。

乳がんで大切なのは早期発見です。早い段階で見つけることができれば、高い確率で治癒できるからです。そのためにはまず、セルフチェックは欠かせません。

セルフチェックは乳房のハリが治まる生理後1週間前後、入浴時に行うのがおすすめです。閉経後の人も毎月1回行うと良いでしょう。 続けるうちに、普段の乳房の状態が分かり、変化を早く見つけられるようになります。少しでも異常があったら、自己判断はせず、必ず専門医を受診しましょう。

検診を受けることで小さながんも見つかる

セルフチェックに加えて、30代になったら年に1回検診を受けることも大切です。特に近親者に乳がんにかかったことがある方がいる場合は、定期的に検診を受けることが望ましいでしょう。

乳がん検診では、問診、視触診、マンモグラフィ(乳腺X線)、超音波検査(エコー)などを行います。マンモグラフィは乳がんの特徴で ある石灰化(カルシウムの沈着物)をとらえ、超音波検査は触診では分からない数ミリ単位のしこりを発見できます。それぞれに得手、不得手があり、発見できることが異なります。画像検査としてはマンモグラフィが基本ですが、乳腺の状態や石灰化を伴わないタイプの乳がんの可能性を考えて、検査を併用し精度を高めることもおすすめです。

最近では、3Dマンモグラフィという新しい検査機器も登場しました。
従来の2Dマンモグラフィは2次元でしか見られませんが、3Dマンモグラフィは乳腺内部を複数の薄い断面で撮影することで、2Dマンモグラフィでは見えにくかった小さな病変などの発見も可能になり、今まで判定が難しかった小さながんも早期に見つけることができるのです。

また、マンモグラフィや超音波検査で判定が難しい場合は、乳腺MRI検査を行うこともあります。

このように、最新かつ最適な検査を行うことで、早期発見の可能性がさらに高まります。早期発見により、再発の不安や治療期間が減り、経済的負担、精神的ダメージも軽くなります。セルフチェックと定期的な検診を必ず受け、積極的に乳がんのチェックをし、身を守っていきましょう。

乳がんは早期発見!
放っておかずにしっかりケア

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